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ねむろの観光とおまつり

草莽に耽る
 還 御


〜 還 御 〜

 2683 担ぐ慶び
担ぐ慶び
 2683 海よ神輿よ
海よ神輿よ
2677 山車が繁華を分け入る
繁華を分け入る山車  
 2673 還御 朝の様子
8月11日

疲労もピークの最終日

各祭典区を撮影で訪問してみた
2672 還御
雨上がりの御旅所 
さて
ひと晩を御旅所で過ごした御神輿は
本殿に帰る

このことを還御(かんぎょ)という

御神輿が出発することを発御(はつぎょ)というので
ここでは還御のための発御?になるかな?


この日は曇りベースではあったが
降雨の心配は無さそうだ

見物客もかなり増えそうだ
 
大きな地図で見る
便利な世の中になったものだ

Googleマップのストリートビューで
御旅所の周辺を見ることができる

ウェブサイトが重くなってしまうので
こういうツールは多用できないけど
マシンに余力がある方はぜひ活用していただきたい
 2672 奴の演舞


2672 子供奴の演舞

最近は奴の演舞を撮影していない

この映像は貴重かも

〜 獅 子 〜

 2672 第三祭典区 獅子舞
第三祭典区の獅子舞1

第三祭典区の獅子舞2

2672 第三祭典区 獅子舞
この獅子舞がどうしても気に入ってしまった

なぜか頭から離れなくなってしまった・・・ああどうしよう


このような素晴らしい獅子舞があったことを知らなかった

小生の無知さ加減もセカンドストーリーとしてお楽しみあれ

・・・恥ずかしい

この様子はYouTubeにもアップする

※レンズの曇りは前日の雨による結露
 2675 第三祭典区 獅子舞

今年はしっかりと撮影に成功し

YouTubeにもアップした

おかげさまで再生1万回を超える
人気動画になった

ありがとうございます
2676 第三祭典区 獅子舞
この年もYouTubeで視聴できる
 2683 第三祭典区 獅子舞
 この年もYouTubeで視聴できる
 2676 獅子舞アラカルト
三吉神社にて獅子舞

獅子舞

nk2676sisi3.jpg(都合によりこの写真はただいま出張中)

獅子舞

2676 三吉神社
三吉神社
 2676 あまがみ姫?
あまがみ姫
かみ方にも工夫があるそうだ

なにごとも加減がたいせつ
 
  2672 泣く子に微笑む大人たち
荒ぶる獅子

2672 獅子に怯える女の子
獅子に怯える

2672 叫ぶ男の子
叫ぶ男の子
幼い子どもにとって

獅子の存在は強敵

祭りの期間中はどこにいても

子供の泣き叫ぶ声が聞こえてくる


毎日浮かれて過ごしがちなお祭りだが

楽しい事には必ず怖いものがあるんだぞという

戒めの意味が込められているのかな
 2672 ロックオン
猛進の獅子

2672 突進する獅子
猛進の獅子

2672 ・・・。
実は可憐な女の子

見た目は怖い獅子だが
中はこんな美人さん

こんな方に突進されるなら
まったく大歓迎で…いやなんでもない

〜 先太鼓 〜 

2683 還御のカオス

やはり一番盛り上がるのは
この時,この場所
2676 御旅所前にて - 還御 拡大御旅所前のカオス
画像を貼り付けながらサイト更新していると

だんだん収集がつかなくなってきた

体系的に整理されていないが

どうかご勘弁を
2672 西部祭典区先太鼓と山車


 2672 東部祭典区先太鼓
東部祭典区先太鼓

2672 第一祭典区先太鼓
第一祭典区先太鼓

2672 第三祭典区


2672 還御に賑わう
還脚前のカオス

2672 カオス
御旅所を発御する御神輿に各祭典区が集結した

泣いても笑っても今日が最終日

精力が尽きるまで打ち鳴らし,踊る

学生は、宿題のことは考えずに
社会人は、明日の仕事のことは考えずに
 2676 第三祭典区 御旅所前にて
還御の御旅所
還御の御旅所前はカオス状態になる

こういう雑多な雰囲気が好きだ

過疎が進む根室において

混雑の様子を見るのはこのときくらいだ

〜 還御行列 〜 

 2683 還御行列【4K60p128kbps - ヘッドホン推奨】
 2676 第一祭典区山車
第一祭典区山車
各祭典区の山車にも伝統的な特徴がある

文化的なものから歴史的なもの

そして子供が喜ぶキャラクターものまで様々だ


だれかコレクションをまとめてネットで公表しないかな

人気が出ると思うけど
 2677 還御
還御

拡大還御行列
御旅所から
いざ
発御する
  2672 見物する市民(代表)
見物する市民
離任後も地方で根室の商品を見つけては缶詰などを買ってくれた

郷土愛が街の発展には不可欠であることは当然のことだが
それを見えないところで実践することは
なかなかできないことだ


小生も旅先などで根室のPR資料を見つけたときは
率先して整理するようにしている

尽力なんてお恥ずかしい
わずかな助力として
根室の発展を願っている
 2676 市内を巡る
第三祭典区山車
根室は海岸から栄えたのだ

昔はこのへんが主要な住宅地だったはず


海が見えるこの辺りは岬町という
2677 岬町のお神輿 拡大岬町の海

三吉神社
お神輿が練り歩きながら
市内を巡幸する


三吉神社

北海道は日本海ルートで移民した方も多い
三吉神社のルーツは秋田県だ
 2677 三吉神社の天狗
三吉神社の天狗
動きがある被写体を
背景と共に収めるのは意外に難しい
 2677 三吉神社
三吉神社のお神輿

三吉神社を発御

2677 清隆寺
清隆寺
正式には
太平山三吉神社(たいへいざんみよしじんじゃ)
と言うそうだ

秋田県秋田市に鎮座する神社で
創建673年というから
どえらい歴史がある



下は清隆寺
真言宗のお寺で千島桜(チシマザクラ)が有名なお寺だ

千島桜は国後島より招来された桜で
日本一開花が遅いことで有名だ
 2672 清隆寺にて西部祭典区金棒と先太鼓
清隆寺前にて

清隆寺前にて
桜で有名な清隆寺前の交差点で絶景(のつもりで)撮影


根室金刀比羅神社を紹介するサイトは他に数多くあるが
どれも個人を主体とした構図が多い

しかし本サイトでは
なるべく個人を求めないように心がけている
ゆえに被写体に接近して撮影することはあまりない

なぜならば
等しく草莽であり
等しく主役でありたいからだ

表舞台の方も、裏方で支える方も
等しく扱いたいと考えるからだ

物足りないのは充分承知であるが
なにとぞご理解を賜りたい
 2677 弥生町界隈 拡大
弥生町界隈
この隙間を
大きな山車が所狭しと通るのだ
 2672 露店の間を抜ける御神輿
露店を通り抜ける御神輿
商店街の露店は互いに背面で構えているのに対し
商店街から外れるこのあたりでは
互いに向かい合って設営する

その間を所狭しと1.5dの御神輿が威勢よく通る


人は左手で壁を舐めるように回る癖があるそうだ

買い物は帰り道にすることのほうが多いので
メインに対して右側列のお店のほうがよく売れるのだという
2676 露店の間を抜ける山車
 山森のパン屋
お祭りにおける根室市内の商業効果はいかほどなのだろう

滞在中の消耗品などもなるべく地元の商店を利用したい
 2677 露店の間をすり抜ける山車
露店の間をすり抜ける
一方で露店ではお金を使うな

などと不粋なことを言う者がいる

そういうやつは

家でインスタントラーメンでも食べていれば良い
 2672
バイクサーカス
昔はサーカスなども来たそうだ

見世物小屋があったり

お化け屋敷や迷路などもあったという
 2677 西部の山車
西部祭典区行列
根室の動脈を

山車が行く
 2672
休憩
メインストリートを抜けたところで小休憩

こうやって休憩と行列を繰り返して本殿へ還る


交通整理の警察官もご苦労様
 2672
パワーバランス
ロシアの宇宙船は必ず3人だった

互いに不和にならない絶妙な数字

なにごとも力のバランスが整うことが大切だ

地域社会においてもこうでありたい

2671 FMねむろ放送局
FM根室 
FMねむろは
根室の情報を伝える地元メディアの一つだ

残念なことに国道44号線を走っていると
東梅を超える辺りから聞こえなくなってしまう
納沙布岬も電波が弱い

最近はラジオ放送を
インターネットでライブ配信するようになった

夢のような話だけど
どこにいてもFMねむろを聴けるようになればいいなー

スマホアプリのラジコで聴けないかな


※リッスンラジオをいうアプリを使って
スマートホンによるサイマル放送を開始するそうです
運用は2018年7月から
 2677 第一祭典区 還御行列
疲労の上この寒さだ

辛いだろうが最後の力を振り絞る
 2677 西部祭典区 還御行列
この年は特に寒かった

観客のなかに
ダウンジャケットを着ていた方がいたが

これは夏祭りだ
 2676 休憩中の御神輿
タイエー千島本店
御神輿が止まっている間はお参りができます

というかできるだけお参りしたほうが良いようです
 2676 御神輿
端谷菓子店
千島町まできたらあともう少し

〜 着 御 〜 

 2671
 あっという間の3日間だった

金刀比羅神社から望む弁天島の日差しは
もう秋の気配だ

根室の夏はお祭りまでとよく昔の人が言ってた


子供の頃は弁天島までが遠く感じたのに
今ではずいぶん近く感じる

街から自宅までの距離もそうだ
撮影に訪れた観光地もそれぞれが近い

市内が小さくなったような錯覚は
自身が成長した証なのだろうか

しかし年を老いて体力が無くなった頃
逆に街が大きく感じるようになるのかもしれない

何の変哲もない20秒足らずの映像ですが
なんとも寂しい気持ちになってしまい
アップしてみました
みんな本当にお疲れさまでした
フィナーレの瞬間を撮ろうと再び境内に入った

子供ヤッコの先導係が
「エンヤ」「コーリャ」
「中村」「頑張れ」とやると
つづけて
子供たちも「中村」「頑張れ」と続く


・・・中村君に何があったというのか

傍で見ていた意地悪なおじさんが
「どれだー中村君は?」などと声をかける





疲労困憊の子供たちが返す視線は

冷たかった
2669
終い1
足取りがやや重いが
最後の力を出して
すがすがしい表情で戻って来た

この辺になると感極まり
デジカメのモニターがにじんで見えなかった
2669
 終い3
看護師さんがスタンバイしている
昔からこういうことをしていたのだろうか

そういえば子供神輿も
初日と二日目ではメンバーが違ってた

昔はこうではなかったはず

エンターテイメントよりも安全重視
鍛錬よりもゆとりの時代
 2672 続々と帰ってくる行列


奴

獅子
獅子

天狗
天狗

巫女
巫女


笙

宮司
宮司
疲労の顔の裏には
無事やり遂げた安堵と
貫いた達成感が入り混じった表情となっている


お仕事であるかのように淡々と終わらせてしまう方もいるし

最後までお祭り騒ぎを露わにしている方もいた


それぞれ思惑が違うのだろうが

なぜか統一の目標に向かう一体感ある行列が心地よく,好きだ

2670
2671
 
 あぶない!

もうすぐ境内にお神輿が勢いよく入ってくるのに
ヨチヨチ歩きの子供を放置して遊ばせている者がいた

行列の男たちはすぐに止まれない
子供連れの親は責任を持たなければいけない

行列の邪魔をする見物客が必ず出没する
無粋に無礼。残念無念だ

もちろんお祭りはご祝儀と寄付金で成り立っている
市民の善意で成り立っているのだ

しかし儀式の進行を妨げることがあってはならない

この辺の意識に欠ける田舎者が多くて困る
ここは公園でもなければお前の庭でもない

もちろん私の庭でもないから
謙虚に務める

 2672 御神輿の還御を見守る
還御を見守る
正神門をくぐる前に鳳凰を取り外している

発御の時も鳳凰を外してから門をくぐる
2671 境内に入ってきた御神輿
終い2
今年の神輿担ぎは堪えただろう

最後の力を振り絞って御神輿が本宮へ還御する

ヨイヨイ

汗も良い良い

発気揚々

景気も揚々
2672 還御の瞬間 拡大還御
還御
担ぐ方も見てる方もお疲れ様
感動の還御

支援する自衛官のハチマキには航空自衛隊と書かれていた
このようなアピールも良い



ここ4年ほど取材してきたが
この年の見物客がもっとも多かった気がする

二日目の雨天の反動だろうか
2669
御神輿還脚1
たびたび恥ずかしい無知を晒してきたが
掛け声に関してもそうだ

担ぎ棒を肩から外して寄り歩くときは
ヨイヨイという声を使う

この写真の時はそのヨイヨイの時だ


どの汗も輝いている
本当に良い良いだ
2670
いよいよフィナーレ

本宮に御神輿が帰ってきた

見物客も
カメラ撮影班も

この時は熱が上がるようだ

根室の夏が

根室の熱が

いま冷めようとして飛沫を上げる
 2672 御神輿が着御(還御)する瞬間
 
2671 三本締め
 
2670 担ぎ棒の解体
御神輿還脚2
終わりよければ全てよし

感動の最終章

御神輿の仕舞いを最後まで撮影した

雨にもかかわらず
昨年よりも観客が多かったのはなぜだろう

ずぶ濡れの若者に
心を打たれるからではないか

そうだろう
いやそうであって欲しい
2670 しんがりの東部祭典区
御神輿還脚3
情けの深い根室市民
尻は頭につながると
誰よりも知る文化人


また来年もと 託す思い

励め励めと 祈る胸


また来年もと 願う想い

続け続けよ いつまでも
2670
御神輿還脚4
霧に咽ぶ太平洋
氷が覆うオホーツク

カモメが鳴く
トビが舞う


ああ感無量

ああ

感無量の響きかな
2670
発御の時
東部祭典区さんだけ先太鼓が来なかった

こうして最終日に御神輿が還御すると
東部さんの先太鼓が入ってくる

そして祭りが終わる

しくみがよく分からなかったが
これでなんとなくわかった
 2671 還御
御神輿還脚5
入ってきた先太鼓は第一祭典区さんだけ

輪番なのかな?

2671
 
 2672 西部祭典区
西部祭典区

本殿を見守る西部祭典区

西部祭典区先太鼓

西部祭典区の先太鼓

今年はすべての祭典区が境内に上がってきた
毎年やり方がわずかに違うようだ

 2676 西部祭典区
世代交代
 委員長(右)と幹事長(左)
 2672 第一祭典区
第一祭典区先太鼓

第一祭典区先太鼓

第一祭典区伝統の金棒

第一祭典区の先太鼓と金棒

金棒は第一祭典区が毎年力を入れている
 2672 東部祭典区
東部祭典区

東部祭典区の山車は落ち着いていて情緒あるお囃子が特徴だ
各祭典区の太鼓の鳴らし方だけでも特徴がある

だれかこのあたりの情報をまとめたサイトを作ってくれないかなぁ
 2672 東部祭典区 拡大還御の参拝
 二礼 二拍 一礼
 2672 第三祭典区
第三祭典区先太鼓

第三祭典区先太鼓

第三祭典区

第三祭典区が最後に入ってきた

心躍る山車の神田ばやしは見事だった
 2669
終い4
モザイク処理しています
※本殿は正面から撮影してはいけない


振り返ってみると
お祭りの執行にはなにも尽力していない自分を恥らうところだ


儀式で始まり
儀式で終る


氏子のなかに
根室の地域社会を担う有名な方々を幾人か見かけた
 2670
 
 2670 FMねむろレポーター
FM根室
行列の位置を把握するために
ラジオ局の情報がたいへん役に立った
 2672 FMねむろレポーター
FMねむろリポーター
昨日とは担当が違うようだ

後ろ姿でごめんなさい

見返り美人ということで
 2670
終い5
※これもモザイク処理

さて

今年の祭典もすべて終わった

根室の夏はお祭りまでと
年配の方がよく言う

瞬く間に静まり返り
またいつもの草莽に戻る





肌寒い風が首元をすり抜けた
いま過ぎたのは風だけだろうか

風が過ぎれば
時が去る

時が過ぎて
記憶は思い出に

いつか思い出は
幻になるのだろうか

信長の人生か
光太夫の酔夢譚か
 2672 境内に響く。鐘が鳴り失せる 閲覧不可
小さな鈴の音でさえ聞こえてしまうほど

静かになった境内

 2676 “歩行者”の行列
歩行者になる行列
しんがりの第三祭典区

お祭りが終わるとただの歩行者扱い

赤信号で泊まる行列に違和感あり

2672 静けさを取り戻す 拡大静けさを取り戻す境内


2678冬 拡大社殿パノラマ
2678 主が去った夜の御旅所主が去った御旅所
2678 終わりを惜しむ弥生町界隈11日の弥生町界隈
祭りを惜しむように
もう一度下町に戻った

遅い時間なのに
まだ市民が賑わっていた

みな求めることは同じなんだと
ちょっと安心した

もう間もなく
根室のお祭りは終わる

日常を忘れて楽しんだ夕べも
あとわずか