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ねむろの観光とおまつり

草莽崛起


ウェブサイト制作について


皇紀2676年7月更新
皇紀2680年10月再更新
皇紀2683年8月更新(最終)

最後までご覧頂いてありがとうございます。

上から目線のコメントに加えて,見苦しい素人のトイカメラ。
ほとんどが自己満足の域を超えぬ構成で誠に恐縮です。

地元根室の高校を卒業して数十年…。
中年に差し掛かり,望郷の念が芽生えるようになりました。

地元の情報をインターネットで調べていくうちに,ニムオロ塾というブログにたどり着きました。
市内で進学塾を営みながら,合理的かつ実践的に諸問題を解決させようと活動されている
“社会派人間デベロッパーブログ”です。

このブログにコメントをしながら,この素晴らしい故郷根室の景色をインターネットに公開し,根室をまだ知らない方々にぜひ見てもらいたいと思い立ったわけです。
塾の管理者さんにも歓迎していただき,彼のブログ内で本サイトを紹介されました。

人は,人の「見たい」という言葉に奮い立つものです。
見てくれる人がいるとやる気が奮い立ち,また認められると意識も向上します。
さび付いていた鍵穴に、なつかしい合鍵を差し込まれた。そんなきっかけで意欲の扉が解き放たれたのです。

なぜ草莽崛起がテーマなのか


このページの最下段にも説明しますが,“草莽崛起”とは吉田松陰が維新の決意をしたときの言葉です。
草莽は草むら。崛起は立ち上がるという意味で,志を持った庶民たちが立ち上がるという意味につながります。

この言葉を選んだ理由には,
・根室はいたるところに草むらがあり,雑草が身近なものであること。
・昔は子供が遊びまわることで踏み潰されていましたが,最近は生い茂った雑草が寝ていないこと。
・小学校のグラウンドに雑草が生えていることが衝撃的だったこと。(子どもたちに踏まれていない)
・根室市民に,過疎化を迎えた街の存亡に、危機感と志を持って欲しいこと。
・普段は賑わうことが少ない街ですが,夏になるとお祭りがおおいに盛り上がる様子を見たこと。
・定着したようにみえる北方領土返還運動ですが,運動のあり方と,国民の意識が薄いことに疑問と危惧を感じたこと。

感傷にも似たこれらの思いをどこかに発信したいとウェブサイトを立ち上げたわけですが、自分の気持ちをうまく表した言葉として、タイトルに草莽崛起が当てはまりました。

イデオロギーや政治的な意図はなく,保守系の市民団体とはまったく関係ありません。
むしろ是々非々で,改革思想を進める革新系の方々の主張にも理解を示しながら,我が国を愛する保守思想にも通じさせているつもりです。

なぜ西暦表記ではないのか


神社の行事へ赴くのに,西暦を用いるのは適していないと考えました。

日本の歴史は天皇の歴史とつながります。
今年は神武天皇が即位して2669年,だから皇紀2669年なのです。
西暦に660年を足せばよいから覚えやすいですね。

平成という元号も考えましたが,たびたび名前が変わる不連続なものより、継続的な表現が以前から気に入っていたので,皇紀を使った“ねむろ金刀比羅神社例大社祭 2669”というタイトルで始めました。
※毎年更新するので,現在は2669の数字を取って“ねむろ金刀比羅神社例大祭”というタイトルにしています。

ではなぜ「根室」ではなく「ねむろ」なのでしょう。
それはひらかな表記にすることで優しさが伝わると思ったからです。
人にも社会にも優しい故郷であって欲しいと願っています。

地元の役に立ちたい,なにかの形でつながっていたい。
そう思うとなおさら取材に力が入ります。

今後も記事を更新し続け,情報量を拡充させようと思っています。

サイトの進化


2670年(西暦2010年)からは動画に音が付きました。
デジタルビデオカメラを購入し,現地の様子を音付きてお伝えできるようになりました。

腕も素人で,しかもカメラは安価なおもちゃレベルですが,取材に使う機材が少しづつ充実されてくるところが,製作者として楽しみにもなっております。

2672年には3代目になるズームレンズ付きカメラを購入。
2673年からはスマートフォンを購入し,ニコニコ動画やツイキャスで生配信もやっております。
2674年には4代目のズームレンズ付きカメラを新調。タブレットも複数台購入し,電池切れの対策をしました。
2676年には初の一眼レフ“ニコンD3300”を購入。(そののちD5100,D5500,D750と機材を拡充。)
2678年にはビデオカメラを新調。パナソニックのVX985Mで映像の質がグッと上がりました。
今後はゼンハイザーのマイクやリコーのVRカメラTHETAを加えようと考えています。

2683年はコロナウイルスの影響で中止されていた行列が4年ぶりに復活しました。
VRカメラの登場こそありませんでしたが,この年はパナソニックのX1500というやや高価なカメラを導入しました。
マイクは待望のゼンハイザーMKE400を導入して音のレンジと臨場感を大幅に向上させました。
三脚もスリックのカーボン製を持ち込んで安定性を確保,雲台はマンフロットのMVH500AHでなめらかなパンとティルトを実現しています。
満を期して撮影に挑んだ2683年の動画を是非ごらんください。
サイト中に動画のリンクを貼っていますので,そちらでお楽しみいただけます。

このサイトは,毎年7月ころからアクセスが増え始め、8月にピークとなります。
動画サイトのYouTubeも同様に,8月のアクセスがもっとも多くなります。
興味のある方はぜひ“くらぶなびチャンネル”をお気に入りに登録して下さい。

動画の更新は,気がつかないくらい控えめな頻度ですが,デザインや画像などを少しづつ手を加えています。
これで完成ということはありませんから,常に進化させようと向上心を失わず更新しています。

これからも遊び心を忘れず,地元の文化育成と奉仕の精神で,活動を続けていこうと思っております。

吉田松陰(Wikipediaより)

草莽崛起

「草莽(そうもう)」は『孟子』においては草木の間に潜む隠者を指し、転じて一般大衆を指す。
「崛起(くっき)」は一斉に立ち上がることを指す。“在野の人よ、立ち上がれ”の意。

安政の大獄で収監される直前(安政8年(1859年)4月7日)、友人北山安世に宛てて書いた書状の中で

「今の幕府も諸侯も最早酔人なれば扶持の術なし。草莽崛起の人を望む外頼なし。
されど本藩の恩と天朝の徳とは如何にして忘るゝに方なし。草莽崛起の力を以て、近くは本藩を維持し、遠くは天朝の中興を補佐し奉れば、匹夫の諒に負くが如くなれど、神州の大功ある人と云ふべし」

と記して、初めて用いた。