仕事で出張中に,ちょっと指を怪我したことがありました。
救急車までは必要ないのですが,傷がやや深いので病院へ行く必要がありました。
そこで困ったときのプラチナカードちゃんです。コンシェルジュデスクに相談しました。
近所に外科のある病院はないか?というスマホ時代のいまでは考えられない簡単な検索の依頼です。
するとデスクは「病院の紹介はできません」と言うのです。
そりゃ病院を紹介しといて病気や怪我が治らなかったらあとで何を言われるかわかりませんから,簡単に紹介できるものではありませんよね。わかります。
じゃ紹介じゃなくて“外科のある病院の場所”を調べてほしいとお願いしました。
これでもやっぱり断られました。
自分で責任を持つからと言い続けてもダメ。
せめて病院の名前だけ調べて欲しいと言ってもダメ。
とにかく困っているので助けてほしいと言ってもダメ。
ヒントすらダメで,とにかく病院に関わることはすべて案内できないと言われました。
そこで私はこう考えました。
困った人を助けるのが好きなカード会社だから,たくさん困ればいいのか。
そこで私は涙声にして少しおおげさに訴えました。
血が止まらなくて困っている。生命の危険ほどではないので救急車を呼ぶほどではない。でも早く病院にたどり着きたいので住所だけでも教えて欲しいのですが。おたくの責任は問いませんので!
ところがこれでも全然取り合ってくれませんでした。医療機関の紹介はできません,の一点張りです。
友達のお見舞いに行く病院の場所が変わらない場合だってあるじゃないですか。そんなときコンシェルジュのおねーさんに聞く場面だってあるはずです。
ところが病院に関しては絶対に教えてくれないそうです。かたくなに教えないのはなにか理由があるのでしょか。
この件に関しては私の聞き方が悪かったのでしょう。
たとえば単に道に迷って場所が分からないと言えば良かったのです。
「あのぉほらぁ,外科のある病院で…ドわすれしたぁ。。。」と(笑)
もしくは常套手段ですが,オペレーターの裁量が不明確なデスクですから,ここはいったん電話を切って,そして別なオペレーターにお願いすれば良かったのです。
直近に二度かけると同じ人が出る場合があるので,その時はとぼけて別な人に変わってもらえば良いのです。
悪意染みていますが,質の悪いサービスを相手にするのですから,このくらいの工夫と対策は許されるはずです。(この場合は故意犯ではなく確信犯)
※2回電話するやり方は
渾身の被害防止策のページで詳しく紹介しています。立場が弱いのは我々のほうですから,企業の養分になる前に,自分の身は自分で守りましょう。
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