「お待ちしておりました。(えっと誰だっけ。カタカタ。あぁ)○○様ですね♡」
ゴールド会員になって初めに手続きのために電話をすると,
バカの一つ覚えのように「お待ちしておりました」というセリフが聞けます。
今どき嬉しくもない挨拶なのですが,ちょっと前に流行ったメイド喫茶のほうが気が利いています(笑)
オペレーターのパソコン画面に上がったアラートに従い,システムに操られるように発する言葉には血が通っていません。
やらされている。言わされている印象の言葉は冷たいものです。
そこには笑顔なんてありません。
なにかやってくれろうな期待だけさせて,中身は何も変わりません。年会費だけが数倍になるだけです。
だって,電話の先は同じ部署なんですから。会員のステータスによって提供するサービスの制限が異なるだけ。
いやいや,なかにはゴールドじゃなくてもやってくれる事もあります。
だって,同じ部署なんですから。幻想のゴールドデスクです。
年会費無料の詐称
「プロパーがすでにやばい」ページの項目と重複するので削除しました。
サービスに相違なし。異なるのは色と高い年会費だけ
旅行の手配ができるトラベルデスクという窓口があります。
ゴールド会員だけ受付けする曜日が通常より多くなっていて,ゴールド会員の優位性?があります。
プロパー会員は平日のみ利用が可能ですが,ゴールド会員は土曜日も利用ができるというものです。
しかしこれがまったくいい加減な優位性で・・・私は聞かれもしなかったのでゴールド会員であることを明かしませんでした。
話も後半に至った頃,「私はゴールド会員ですが,身分の確認はしなくて良いのですか?」と聞いてみました。
すると何事もなく身分確認を始めました。
私がゴールド会員じゃなかったらどうするのでしょう。すでに用件の殆どを終えたわけですが,これならゴールド会員じゃなくても堂々と土曜日にサービスを受けられるということになります。
ちょっとおかしいのでこの点を質問したところ,
「ゴールド会員ではない方でもケースによって受理します」と開き直って答えてきました。
初めからゴールド会員かどうかなんて,どうでも良かったのです。
つまり会員の種類に関係なく,土曜日も受け付けるのです。
ならばなぜ「土曜日はゴールド会員のみ受け付けます」と公式の発表をするのでしょうか。
会員の資格も確認しないで窓口を使わせてくれる,なとも心の広い(笑)窓口なのです。
ここまで聞けば良い窓口という印象ですが,本物のゴールド会員にとっては随分迷惑です。
ただでさえ土曜日は電話が混みます。つまりつながらないのです。つながらない原因は混雑だからなのですが,そこに入ってきてはいけないプロパー会員が混じっていることが,つながらない現象を作っている一因であるということなのです。
だったらゴールド会員にならなくても良いということになりますね。
年会費がもったいないですから(笑)
プロパーのままでいいじゃないですか(笑)
というか,ゴールド会員の優遇ってなんなのでしょう(笑)
ゴールド会員向けの冊子には優位性について宣伝しています。
“こんなに便利なのだからゴールド会員になって!”“高い年会費を払うだけ見返りがありますよ!”と誘うのです。
当然に高い年会費を払っている分だけ,プロパー会員より利便性が高いと期待しますよね?
良い悪いは別にして,その権利を金で買っているわけなのです。
ところが金だけ先に取っておきながら,サービスの提供は管理せず。これって壮大な詐欺行為だと思いませんか?
実はこれ,知っている人だけが得をする,という裏サービスなんです。
つまり正直にルールを守る人だけが損をするわけ。
故意だろうと悪意だろうと,やったものだけ利益を受ける。という行為を許す企業姿勢なんです。
こういう姿勢が好きな人もいます。
「均一なサービスを受けたいなら他のカードを持て」と言われますが,弱者は放置し無法者を優遇する姿勢が果たして正しい企業姿勢でしょうか。少なくとも法治国家の日本ではありえない話です。
どうやら「べつに損をさせたわけではないから問題ないでしょ」と考えているようです。
今さえ良ければ良い。そういう不透明で不整合で不誠実な方針がまかり通っているのです。
逆を返せば,あなたは知らない間に(相対的に)損をしているのです。
こういうことは日本の習慣には馴染まないと考えるのですがいかがでしょうか。
資本の暴力とまで申しませんが,豊かな流通社会にはふさわしくないと感じるのです。
デスクの電話が不通で24回かけ直し
トラベルデスクの話で極めつけのケースを。
出張中に新幹線の切符を手配してもらうことにしました。
一枚の切符を手配するだけで数千円の手数料が取られます。
受付時間は9時から18時まで。私は仕事先から朝一番に電話しました。
ところが自動ガイダンスで「混雑しているので,このまま待つかもう一度おかけ直し下さい」と流れます。
その日は月曜日でした。さすがに朝は混雑しているのだと思って30分後にかけ直しました(2回目)。
しかしまた自動ガイダンスだけでつながりません。
忙しい出先で合間を縫って30分ときに何度もかけ直しました。
10時30分の4回目でこれはおかしいと感じた私は,トラベルではない問い合わせ窓口に連絡をしました。
その時に対応したオペレーターに「なにかトラブルでしょうか?それとも混雑でしょうか?」と質問しました。
するとその担当は,トラブルの報告は受けていない。混雑していると思われるので,何度かかけ直して下さい。と返答しました。
私は気合を入れて(笑)30分ごとに何度も何度もかけ直しました。
9時台に2回,10時台に2回,11時台に2回・・・17時台に2回で合計18回になりました。
そして18時台に19回目の連絡をすると「本日の営業は終了しました・・・」結局1度も繋がらなかったのです。
そんな馬鹿なことがあるでしょうか。
さっき問い合わせた担当者が間違えなければこんなことにならなかったのです。
その点を確認しようと連絡しましたが,こちらも受付終了でダメでした(20回目)。
八方塞がりになった私は仕方なく,紛失盗難受付の窓口に連絡しました。(21回目)
ここでやっと人の声を聞けたわけdsうが,私はこれまでのうっぷんを一気に吐き出すように苦情を付けました。
すると先方のオペレーターは何を思ったのか,別な部署に勝手につなげたじゃありませんか。
まぁこちらは一文字も割り込めないような口調で喋り続けましたから(笑)
勝手に回された先はどこの部署か分かりませんが,これまでの経緯を伝えました。
すると「担当部署はすでに終了しているので,明日改めて連絡します」と返答されました。おいおい。。。
18時に受付終了したばかりなかりで,スタッフはまだいますよね。それなのに対応はできないって,おまえら終業に正しいアメリカンかよ。
こっちは電話だけに丸一日費やしている点を強調しましたが,全然取り合ってくれませんでした。
連絡もらってもこちらは出先で多忙の身です。電話に出られないことが多いので,翌日こちらから連絡することにしました。
この21回目の女は最後に「もしかしたら本日電話の通信工事が入ったので,それが関係するかもしれません」と言い残しましtが。
ははーん。なんだかこの会社の特徴であるお粗末さが見えてきましたした。
翌日電話が不通だった原因を追求すると,やはり電話の工事が原因で丸一日不通だったことが判明しました。
しかし途中で「トラブルはない」と返答したあの女オペレーターは許せません。
必死になっている客をないがしろにして,容易く追い返したわけですから。客はおかげでこのザマです。
しかしこの日電話したのは私だけじゃないはずです。他のお客さんはよく怒らなかったものだと関心しました(笑)
原因を調べてもらう件と,今回の本題である“切符を手配する”という子供の使いのような件で3回費やして,合計24回の架電となったわけです。
もちろんタイザウするホテルに速達で届けてもらいました。
あぁ,あと手数料とかいう無形サービスをタダにしてもらいました。
カード会社にしては手数料なんて始めから仕入れが存在しない費用ですから,タダにしたところで痛くも痒くもないでしょう。
この会社の特徴ですが,絶対に言葉以外のお詫びはしません。費用がかかることや資産が減ることは絶対にしません。この点については退会のススメページで触れています。
結局プロパーとゴールドは何が違うの?教えて詐欺師!
この疑問を何回聞いたかわかりません。しかし明確な答えを頂いたことはありませんでした。
「まずステイタスが違います」
これしか言いません。
反射のように答えます。マニュアルがあるのでしょうか?
いつ誰に聞いてもこれしかありません。
「まず」という言葉があるので他になにがあるのか聞くのですが,
逆に「どんなことをしたいですか?」という質問に遭います(笑)
いやいやまず「ゴールドの優位性を聞きたいことをしたい」のですが(笑)
年会費とカードの色が違うだけ。これが答えでしょう。
持っているだけではなんの恩恵もないカード“ステイタス(笑)”である。と私は,早々に結論付けました。
ちまり使わせて使わせて,さらに上級の会員になれる可能性を示しながら,年会費と手数料搾り取ろうという姿勢が見え見えです。
たしかに約款を調べると微妙に違う点があります。
例えば海外に滞在しているときのサービス内容など,おおよそ一般人が遭遇しないケースにおいて,わずかに異なる差はあるようです。
その差も,改定(改悪)で縮めらてしまいました。
あ!あと大事なことを言い忘れていた。
ゴールドカードの受付デスクもプロパーの池付けデスクも,同じです(笑)
同じ部署の同じ方々が対応するわけです。
もちろんその会社内では,熟練度が低く錬成に劣る方々であることは言うまでもありまえん。
奴隷制度
カースト制度に集まる会員が収める年貢(年会費)は莫大です。
なんせ一度支払った年会費は絶対に返金する必要がないのです。
たとえサービスに瑕疵があっても,不誠実があっても,不備があっても,不履行があっても(しつこい),
絶対に返金しなくても良いという最強の年貢なのです。
このサービスを受けたいなら上級会員になってください。
上級会員になるためには,「ふさわしい」会員になって下さい。
「ふさわしい」会員とはあんなところやそんなところでお金を使ってくれる人です。
身分を上げるにはもっともっと年貢を収めなければいけません。
でも上がる確証はありませんから,お金持ってる奴隷はいつまでもお金持ちの奴隷です。
こんな奴隷制度に何万人という人が喜んでお金を収めているのです。
たとえば任意で年会費を15万円としましょう。それが2万人集まるだけで30億円の収入です。
5年で150億円という巨額なお金が無条件で上納されます。
この下級会員から絞りとったお金は,下級会員のために活かされません。
だって下級会員に提供されるサービスって,効率をとことんまで追求した安上がりな内容ですから,もはやどこのカード会社でもやっているレベルです。
下郎に許されていおる機能は「支払いを掛買いできる」というものだけです。(まぁちょっといいすぎですが)
それよりも,集められた貴重なお金は上級会員サマのサービス提供のために使われるのです。
オペレーターの配備,窓口の運営,ベネフィットの提供,そして無料サービス費用の負担。
たとえば上級会員サマが海外でアクシデントに見舞われたとします。
救済してもらうにはもちろん費用が発生しますが,あとになっても会員に請求しないことがあります。
海外における緊急の飛行機やホテル,ハイヤーの手配ですから,
その金額は下級会員一人が払っている年会費なんて簡単に吹き飛ぶ金額です。
つまり多くの下級会員から取った血税が,上級会員のサービス提供に使われるるのです。
簡単にいえば下級会員は上級会員の養分なのです。
年会費の予算は税金で言えば一般会計です。何に使われようが自由に決められるし,さらに何があっても返さなくて良い。
こんな恐ろしい便利な集金システムが下級会員の年会費制度なのです。
ねずみ講を思い出しますね。
※ページ「退会のススメ」の,項目「プラチナ会員にも階層がある」も合わせてご覧ください。