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こんなものいらない。プラチナカード

我々に残された渾身の被害防止策Platinum Credit Card Desk

失った時間と労力,経費をどうしてくれる

会員がその情報を信用した結果,どんな災難に遭っても,デスクにはまったく責任はないそうです。
デスクの情報は間違っているかもしれない,という心構えを持たなかった自分が悪い,ということになります。

でもね,何から何までリスクを計算しながら行動できませんよ。コンシェルジュサービスは専門スタッフですから。
そりゃ信じてしまうのが人というものです。

人間ですから誰だって間違うのはわかります。でもね,その間違う回数がべらぼうに多すぎるというわけです。
こんなんで良好な関係を続けられますか?

信用が要のクレジットカード会社が提供するコンシェルジュデスクがこれほどひどいわけです。
ではこんなひどいカード会社から被害を被らないための防止策はないものか?

このページはそんな観点で進めます。

同じ注文を複数のオペレーターに頼めば良い

いくら連携の悪いコンシェルジュ課のおネーチャンたちでも,同僚の目にさらされれば少しは緊張するでしょう。
面倒ですが被害拡散を防止するため,同じ注文を別な人にもお願いするのです。
同僚にカバーしてもらうと,重複してチェックがされるということですから,頼んだ仕事を間違える確率が少しだけ減るのです。

しかし二番目に受注したカバー役の担当者は,最初に担当したものに仕事を依頼するので,最初の人がハズレだった場合は最悪です。
いくら他人の目が入ったところで,その仕事を受け持って最後にお客様に戻すのは(一人の)担当者だけですから。
入口も出口も一つというわけです。

そもそも信用があれば良いだけの話です。一発で注文に応えてくれればこんなことをしなくても良いのです。
互いに無駄な時間と労力を消費してまでやることではないのですが,全然話が違って旅先で困窮するのは我々なんです。弱い立場の自分の身を守るためには,こんな悪意じみたことをするしか他にないのです。

同じ注文を他社にも頼めば良い

他社にも頼んでおくというやり方です。いわゆるセカントピニオンですね。
 あまりこういうやり方は,オペレーターに負担がかかるので好きじゃないのですが・・・。

クレジットカードの日を調べてもらう件でも,他社との比較が明らかになりました。
さて今回はトラベルデスクに注文を入れた時の話。

手配を“間違える”のが間違いなさそうだったので(笑),予め他のカード会社にも(仮にD社とV社とします)同じ注文をお願いをしました。

内容はこうです。

ある県の空港から市内へ向かう空港連絡バスのチケットを取り寄せてほしい。
というものです。
別な県でJTBさんのバスチケットを取り寄せてもらったことがあったので,同じことを違う県でもお願いしようと思ったのです。

D社は電話をいったん切ったあと,すぐに「できません」と連絡がありました。
V社も電話をいったん切ってから,まもなく「できません」という連絡がありました。
 そもそもそういうチケット手配ができないバス会社だったそうです。
ちなみにD社もV社もプロパーカード会員です。年会費なんて安い安い。

さて・・・我らのプラチナデスク。間違いだらけのダメプラチナデスクはどうでしょう。
なんと,こちらはほぼ即答で「かしこまりました!」と即答するではありませんか。
これは期待できます。他社が出来ないことをやれるなんて,やっぱり世界のプラチナは違うなーと感心しました。
しかもはっきりと元気ハツラツに「手配します!」と言うじゃありませんか。
やればできるじゃないか!たまにはできるんだなー!と喜んでしまいました。

ところが・・・15分後に電話が鳴りました。
嫌な予感がして出てみると,相手は先程の担当者です。ところが声のトーンがぜんぜん違う。
さっきとはまるで別人のように「手配できませんでした」と言われました。

まるでお葬式のような雰囲気です。珍しく静かに苦言を申し上げて,電話を切りました。
歓楽だけさせといて,奈落の底に落とすやり方はこのデスクの十八番です。

でもね,なぜか腹が立ちませんでした。
逆に「やっぱりな!」という予想が的中したことで,すでに安堵感が芽生えたからです。
だって手違い間違いばかり繰り返すプラチナデスクは,間違うのが通常営業ですから(笑)

次項目に続く

前項目に関連しますが・・・

トラベルデスクには,以前にも不快な思いをしたことがあります。
ある施設の入場券をお願いしたところ,随分待たされたあとで「できません」という返答がありました。
待たされるのは混雑具合にも寄りますから仕方ありませんし,「できない」という返答もでいないのなら仕方ありません。
前回のように「できます」などと無責任な事を言われるより10倍ましです。
ところがオペーレーターは最後にこういうのです。

「ボックスでお買い下さい」

みなさん“ボックス”って分かりますか?
私の年代では,ボックスといえばピンクチラシが貼り巡られた電話ボックスくらいしか思い当たりません。

それとも券売機のことでしょうか?

いいえどちらも違います。これは「窓口で買って下さい」という意味だったそうです。

こうやって専門用語やカタカナ英語を早口で並べることも,ここのデスクの特徴です。
ボックスで買ってくれで理解できる客がいますか?(笑)

ちなみに“チケット”と“ボックス”という語句の組み合わせで,Google検索してみました。
どんな方法で検索しても,適切に説明しているサイトにヒットしません。

繰り返しでしつこいですが,「ボックスで買う。」
生涯忘れない暗号になりました。

2021.02.04追記
ダックダックで検索したらアジア方面のチケット販売サービスのサイトにヒットしました(笑)
ECOSIA検索だと海外のチケット販売サイトがいくつかヒットします(笑)

2023.11.07追記
やっと見つけました。
動画配信サービスのDMMが提供する「DMM英会話」内で,10名以上の英語講師が英訳の例を示すのですが,そのなかで1名だけが「チケット売り場のことを"Box office"」と説明していました。

いろいろ調べてみると,チケット売り場が箱型だったことに由来するとのことですが,古い英語で現在は使われることは少ないそうです。