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こんなものいらない。プラチナカード

さぁやっとここまで来た。でも・・・Nickel Card

貴方は特権のプラチナ会員に選ばれたのではなく,特級のカモ肉に選ばれたのです

プラチナ会員の案内(インビテーション)が届きました。
さて高い年会費も去ることながら,本当に自分の生活に必要だろうか?自分に使いこなせるだろうか?
などと悩んだ挙句,ここで立ち止まる方が多いはずです。
普通の金銭感覚であれば,躊躇する年会費ですから。

知人に自慢できるかもしれない。お店で精算するときに少し見栄を張れるかも。
コンシェルジュサービスにちょっぴり興味がある。

自分に合わないなら翌年で解約すれば良いし。一度試しに入会してみようか,と興味も手伝って入会してしまう方が多いはずなのです。
私もそうでした。

アクティベート。
入会の案内が来て,それに応えて入会を申し込むことです。
その時のことを今でもよく覚えています。

専用の電話番号に連絡をすると,上品な女性が応対します。
まだこの時点ではテンションは普通です。
ところが用件がアクティベートであるとわかると,とたんに声色が変わります。
「おまちしておりました!」という,なんとも白々しいセリフです。

「ありがとうございます」との違いを考えたりしてはいけません。
余計な贅肉というか装飾が好きな方は,こんなことで幸せを感じるのかもしれません。
実態がなくてもイメージとか心象を優先させる方はこれで良いのでしょう。
しかしいまどきこんな演出で喜ぶ客がいるでしょうか?

そんな華美な生活で悦に浸る方なんてそういないとは思いますが,竜宮城の雰囲気を漂わせる生活はここから始まりました。

アコギな手口を紹介します。大量に入会→会費値上げ→内緒でサービス終了の術

気をつけなければならない手口はこうです。

・街頭や年会費似非無料という宣伝で会員を募集します。
・会員が増えます。くだらないネームバリューとブランド力で会員だけは増えます。
(増えたことは,電話の応答が遅くなることで,実感としてすぐに分かります)
・年会費の収入で会社はウハウハです。(だって前払いなんだもん。瑕疵があっても,不備があっても,誤りがあっても,ふしだらであっても,絶対に返さないもん。)年会費だけでも儲かる年会費ビジネスがまずは発生します。
・次に(見かけだけ)サービスメニューが増えたという理由をつけて年会費を値上げします。もちろん提供元から見れば経費がかからないようなサービスです。会員が得られるメリットとしては大変微妙なものです。
・更新月に気づかないでいると年会費は銀行口座からちゃんと引き落とされます。いつのまにか会費だけ毎年吸い取られる寸法です。
・そして,いつのまにかサービスが縮小されて,いざ使おうと思ったら「それはすでに提供が終了しました」のアナウンスで,ささやかな期待は終わりのアボーンです。
都合の悪いことは消して会員には告知されません。するわけがありません。
だってそんな義務はないんですもの。

良い商売だなぁ。こんな商売だれが発明したのか。おそらく日本人じゃないだろうな。

烏合の衆が100人以上

オペレーター間の連携など無いようです。まして他部署に及ぶ業務にはまず正確に連絡がつながっていません。
まるで勝手な商売をする個人商店が,雑多で集まった市場のようです。

同じ案件で。追加の手配をする場面があるとします。
ホテルは決まったが,部屋の希望を奥さん聞いてから改めて連絡するシーンとか,観光地の選択肢を家族の意見をまとめてから決定するシーンを思い描いて下さい。

二回目以降に電話をすると,当然そのたびに受ける担当オペレーターが異なります。
しかしここで前回にお願いしたことが当然記録に残っているはずなのです。
それに関連して追加や修正して仕事をお願いすることになるのですが,
ちゃんと引き継がれないし,途中で抜けたり,忘れたり。まぁひどいものです。
こちらもなるべく簡素化してオペレーターが混乱しないように協力するのですが,どんなに工夫しても受ける側が疎かなら,この努力が意味をなしません。

前述しましたが,いますぐに終わる仕事。もしくは一人で簡単に完結する仕事でさえ間違うのです。
複数のオペレーターにまたぐ仕事なんて恐ろしくて頼むことができません。
まして部署をまたぐ仕事なんて,まず正確に遂行できないと断言します。

みなさん・・・どこの会社だって部署をまたぐ用件というのは当然にありますよね?
コンシェルジュサービスを謳っているオペレーターがこれでは,もう終わってます。

24時間受付は嘘

プラチナ会員は電話の受付が24時間365日対応になります。
と言いながら・・・夜間に電話すると,
会員個人の内容に関しては,担当者がいないので調べられませんと言われます。
とりあえず「話は聞きますが,後日電話を下さい(もしくは折り返して連絡します」という対応になります。
これでは24時間受け付けとは言えませんね。

電話の受付というのは,
・電話をかける
・自動音声に従って番号を押す
・かなり待たされたあと,オペレーターが出る
・本人の確認をする
・内容を受け付ける
・回答
という流れですが,受付までしといて回答は後日ということになるのです。
言われたとおり後日電話すると,聞き間違いがあって訂正しなければならず,また始めからのやり直しです。

折り返し連絡をくれと頼んだとしても,また本人確認から始まるのは同じです。
それなら全部まとめて昼間に連絡すれば良い遠いことになりますよね。
日中は忙しいから夜間に連絡をするのですが・・・というか24時間受付可能であるところがプラチナ会員所以なのではないか?

ホテルや飛行機などに関することでも同じで,夜間にできないことは話のお相手をしてくれるだけです。
まったくリカちゃん電話とほぼ同じです。

24時間受付はあてにならないという話でした。

付帯保険なんて形だけ - 横柄な保険屋のオバちゃん

いくらプラチナデスクでも,保険に関してはまったくタッチしません。
とにかく「ここに連絡して下さい」とだけ繰り返します。
資格を持たない者が勧誘はできないし,あとでトラブルにならないように一切の説明をしていないようです。

使っていた腕時計の竜頭が動かなくなり,さっそく動産保険を利用する場面です。
先ほどデスクで案内された,提携保険会社の受付専用ダイヤルに電話をしました。
電話に出たのは,いかにも電話番しかできないような中年女性です。

こちらの用件を伝えて,状況を説明し,質問をする。という流れなのですが,いちいち電話を保留にして誰かに確認しているようです。雰囲気から察すると,後ろに控えている担当者が指示を出してなるべく受付したくないようです。

確認しながら進めている割にはいきなりとんでもないことを言い始めました。
「カードで買ったものだけが補償の対象です」と言われましたが,これは間違いです。
きちんと自分の社内のスタッフを使わないからこうなるのですが,出始めから鼻をくじかれてしまいました。

この時点でかなり脱力したのですが,しまいには「それは故障ですか?破損ですか?」と言葉尻を取ってきます。
時計の竜頭が壊れたのだから,故障かもしれないけど,破損とも言える・・・。
そもそも素人には判断できないので,
私は「専門家ではないので判断できないし,故障と破損の違いが分からないと返答しました。

すると話を変えてきて「購入を証明するものはありますか?」「なければ受け付けません」と言われた時はさすがに私は怒り「もういいです」と電話を切りました。
事故受付をしない理由ならなんでも良いようです。保険金を請求する意思を剥ぎ取ればそれでお役目が達成ということのようです。

それから大事なことをひとつ。
応対の姿勢はあの丁寧なデスクから一転,雰囲気が青天の霹靂です。
じつはこのとき連絡をしたのは2回目だったのですが,その時もいわゆる保険屋のおばちゃんが要点が定まらず,ノラリクラリと逃げて終わりです。保険会社のスタッフとは思えない不思議な感覚で時間が過ぎていきました。

このときは最後に書類だけ請求することに成功しました。
数日すると紙っぺらが数枚送ってきただけ。しかもコピーっぽい様式で。
こんなことで気を負うなら修理代のほうが安いという感覚になって,結局自分で修理費を負担しました。

会社が宣伝するカードのサービス案内には,とにかくアクシデントからお守りします。安心してください,と強調しています。
一連の応対がちょっとひどいのでデスクに戻って苦言を言いましたが,「保険に関してはなにも説明できない」「ご意見は記録として(略)」というだけ。まるで別な会社の話です。
保険で安心というセリフを高々と揚げて恥ずかしくないのでしょうか?
もうこうなっては,困ったことがあってもなにも相談できなくなります。

ちなみに100万円相当の動産保険を個別に加入すれば,月額の保険料は200円くらいです。
宣伝ではないですが,三井住友VISAカードのポケット保険というのがオプションを自由に決められる上に掛け金が安くてオススメです。

年会費が何倍も高いプラチナカードがこんな失態ですから,本当に「こんなものいらないプラチナカード!」です。

買い物のアシストができる? とんでもない!

プラチナカードのコンシェルジュサービスには,買い物のアシストもお願いできます。
たとえばテレビで出てた俳優が持っていたあのバッグが欲しいとか。旅先で見かけたあの服がやっぱり欲しくなった。などというものです。海外からの手配もお願いできるので,外国語が苦手な方や購入手続きに不安がある方は便利なサービスです。

このサービスは手数料がかかるので,あらかじめ免責のような念書を交わします。
まずオンラインサービスのなかに掲示板があり,そのなかに自分のメールボックスを作成して,そこにデスクから返事が届く,というやり取りで話を進めていきます。

このときは,ある国の筆記具を取り寄せてもらうことにしました。
欲しい品物と情報が載っているURLまで親切に調べて伝えました。

数日後,取り寄せることが可能であることの返信があり,手数料込みの価格も決定したのでそれで了承をしました。
次に「念書を送りますので,サインをしてお繰り返して下さい」という指示がありました。
 サインしてデスクに送り返せば注文の手続きは完了・・・になるはずでした。

ところがメールボックスには念書が見当たりません。「送る」と言っていたのに変です。
後日別件で問い合わせた際も,念書の件を持ち出し「早めに送り返してください」と催促までされました。

もしかして念書はメールではなく,郵送とかFAXになるのかもしれない。とも考えました。
ところが数日待ってもなにも来ません。

いよいよおかしいと思い,電話で問い合わせてみると,なんと「忘れていた」そうです(笑)
さすが予定通りです。催促までして忘れていたという快挙に至るなんて素敵です。
もちろんしっかりと(いつものことで疲れますが)ちょっと強く抗議しました(あたりまえ)。

すると(まぁここからが本領発揮なのですが)あろうことか,
メールボックス内の“受信済み&開封済み”のメールに,シレぇ〜っとなにごとも無かったかの如く,音を立てずに静かにそっと添付してみた?,という暴挙に出ました。
これって普通なら,謝罪文を加えてメールを改めて作成し直しませんか?
念書をメールに添付させた上で送り直すのがマナーとして当たり前ですよね。え?オレ間違ってる??

もともと切れやすい堪忍袋の緒でしたが,それでもずいぶん我慢しました。
もちろんすぐに連絡しましたよ。もうメールだけのやり取りなんて信用できませんから。

するとここでも素晴らしい模範??解答がありました。
なんと担当が「人間だから間違えますっ」と(食いかかるように)開き直ってしまったのです。
こうなったらもう終了です。ゴングが鳴ります。謝るとか反省するとか改善するという次元からは程遠い。

これって私がいつも,失敗ばかりするデスクを叱るときに“皮肉とお慰み”に使うセリフだったのですが,
まさかそれを見事に逆に利用されたわけで・・・。
とかくこの会社の中間管理職は感情的な方が多く,いわゆる派手で落ち着きがない方が目立ちます。
それを求める非JAPAN会員が多いのでしょうか。
社内評価なんてどうでも良いから,会員にとって評価の良い方を出世して欲しいです。

そういえばそのときの担当は主任という立派な肩書でした。社長やCEOだったどうしようかと思った(笑)

余談ですが,このあとの退会のススメページの最後段で出てくる方に買い物アシストの失敗のことを話したところ,そんなことがあったのかと理解してくれながらも「あーなんとなく分かります」と納得していました。
なんとなく分かったということは,思い当たるフシがあって,自らも似たような経験があり,組織として想定しやすいミス,ということですよね?
そんなこと軽々しく分かってもらっては困ります。想定できるなら事故が発生する前に予防して欲しいところです。

汚いことはやめて欲しい。ボヤキ

飲食店の予約をしようと相談の電話をしたときのこと。
他の店と比較検討したいので「その店の情報が欲しい」とお願いしたところ,
断りもなくその店を勝手に予約されてしまいました。

満席になってあとで予約できなくなったら困るから,という理由らしい。
あとでどうでもキャンセルできるから。だそうです。

このときはあくまでも「料金と料理メニューを知りたいだけ」だったわけです。
「比較検討するだけ」と何度も念を押したのにもかかわらず,担当したOPはしっかり予約注文まで進められてしまいました。
飲食店に迷惑をかけやしないか心配になった私は,そういうやり方は不愉快であると言い残し,予約の注文そのものを断りました。

私自身お店を経営している側だったので,この乱暴なやり方に嫌悪感を持ちました。
あとで席が埋まってしまい予約が取れなくなることを懸念して,先走った予約で先取りすることは,お客様の利益になるのかもしれません。競争社会では当たり前のことなのかもしれません。

しかしこういうやり方はどうも馴染めません。
なんでも予約して,どうせタダだからあとでキャンセルすればいいや。こんな考え方は中間の弱者を圧縮させ,さらに消費者にブーメランのように戻ってくるだけだからです。提供側のリスクは誰かが追わなければなりません。

最近は客側の勝手な都合によるキャンセルで,仕入れを伴う飲食店に多大な損失が発生していることが話題になっています。
わたしは日本の田舎者とバカにされても良いので,まだ行く気になってない段階で無駄な予約を入れて欲しくないので,プラチナ批判の本サイトで紹介させて頂きました。

まだまだあります。書ききれません

細かいことですがいくつか。

利用明細が届いたのですが,請求者の詳細が間違ったままなので,その表記を見ても電話がつながらないことがありました。古い形式の書類を使いまわしていたようですが,お客様に多額の現金を請求しといて,自分は正しく名乗らない不貞野郎です。

少額の請求が2回あったのですが,それを合算した金額を請求されました。
金額が異なるわけですから,各項目の内訳を示さなければならないはずなのですが,高校生レベルの簿記もできないのかと疑います。


空港のラウンジを電話で問い合わせて案内してもらう場面で,指示されたとおり歩いた先には案内されたラウンジがありませんでした。
そのラウンジはこのカード会社が“特別に計らって利用できるもの”としてパンフレットにも大きく表示していたものですが,オペレーターはなにも考えずに案内してしまい,多大な時間と労力を浪費する羽目になりました。
始めから分かりませんと言うか,一旦電話を切って調べればすぐにわかったことです。


資料を請求すると間違った資料を送ってきて,実際のサービスとは異なっていることもありました。
その資料を信用して利用するとどうなるでしょう。
自己責任という便利な言葉の地獄が待っています。失う金と時間,労力は自分持ちです。
急がせているわけでもないのに,正しく案内するという基本業務がないようです。
これでどうやってコンシェルジュサービスを使う気になれますか?


代表番号に連絡しても,問い合わせる内容によっては,べつな番号に掛け直さなければならないことがあります。しかし会員によってはそのまま転送してくれる場合があるそうです,
どこの足元を見て判断しているのかは分かりませんが,同じ年会費を払っていても客の中でい差をつける“ふるい分け”をしていて,ずいぶん気分を割るk樹したこともありました。
この時の言い訳は「出先でメモを取る余裕がない方なら転送します」ということでしたが,出先の定義とは何でしょう。仕事中の労働者や旅行先の会員で出先じゃない場合なんてありますでしょうか。

謝罪文の冒頭で「春暖の候」という時候の挨拶を付けていたのですが,そのあとに読点の「、」を付けていたのには驚きました。諸説あるのかもしれませんが,時候の挨拶のあとに句読点は付けないはずです。
少なくとも生まれて初めてみた形式なので,どこかの国ではこういう使い方もあるのかと,感心(笑)しました。

特定のホテルやレストランをと言わせても,いちいち「プラチナカード会員の方にはふさわしくありませんが」と言われます。
こちらから問い合わせたお店なのですから,そんな注釈はいらないと思うのですがいかがでしょうか。
しかもそのお店から考えれば随分失礼な話だと思うのですが,考えすぎでしょうか。

プラチナカードが届いたのですが,その梱包の仕方がひどくて驚きました。
具体的にはカード表面に貼られたシールがしわくちゃで曲がっていました。
これからプラチナ会員になったと喜んでいたときに,この仕打はあまりにもひどい。
この時の言い訳は「手作業ではなく一連の機械作業なので分からなかった」というものでした。
 いや・・・分かるだろう。
しかも状況を説明しているのに,カードの表面と裏面の違いも理解しないし。
自分の会社が発行しているカードを見たことがないのか?