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北海道最東端の街、根室。選りすぐった10の景色をパノラマ画像だけで紹介します。

根室国後間海底電信線陸揚施設 ねむろくなしりかん(略

春国岱から国道44号線で根室市内に入り,西浜町から左折です。

ケーブル陸揚庫

2018年
根室国後間海底電信線陸揚施設2018

名称が定まらない頃は,
国後島海底ケーブル陸揚げ庫と呼ばれていた。
現在はみだしの通りです。

旧逓信省により明治33年に建設されたようで,38.2kmに及ぶ海底ケーブルが国後島泊村ケムライ岬まで延びていたそうです。
つまりここが根室側の起点ということです。

独自で調べてみると興味深いことがわかりました。

旧ソ連軍が侵攻した際にも,現地の状況が随時送られてきたそうです。
終戦を迎えた9月8日(8月15日ではありません)に通信が途絶え,のちにソ連側がケーブルを切断したようです。

2019年冬
根室国後間海底電信線陸揚施設2019
この辺りは“ハッタリ海岸”と言われていて,旧国道44号線です。釧路方面から根室市内に至る主要道路でした。

このあたりは海抜0メートルの地域で,天候が悪い時は海寄りの風が強くすぐに潮で冠水しました。

そんな悪条件にもかかわらず,100年以上も経ったも今なお現存しています。
明治時代に造られた建物の勇姿に脱帽します。
2019年夏
根室国後間海底電信線陸揚施設2019
お手入れする人がいないようですね。

窓割れ理論(Broken Windows Theory)が心配です。

資料

2019年納沙布岬北方資料館
北方資料館2019
日本共産党の議員がこの問題に取り組んでいます。
そのおかげかなんなのかわかりませんが,とりあえずこの施設は市の予算で保存されることになり,最近になって内外を整備しました。

やったときだけ。
人が見てるときだけ。
予算を取るときだけ。
選挙のときだけ。

そんなお役所仕事効率ばかり狙った仕事にならないことを祈るところです。
2010年歴史と自然の資料館
歴史と自然の資料館2010

ホタテ漁の際に漁具にひっかかって危険ということで,一部のケーブルが引き上げられました。

ケーブルは北方資料館のほか,根室市歴史と自然の資料館にも展示されています。
 2019年ニホロ
ニホロ2019
現在でもアナログ通信にて通話ができるそうです。